GTMを使ってWixのアクセスデータをGA4で確認する為の設定である。無論コンバージョン(キーイベント)設定も含む。GTMで設定することで、CTA等細かなイベント設定、ヒートマップの導入が簡易にできるのでお勧めしたい。

考え方: Wixは独自のPageveiwイベントを持っていてこれをGA4用にpage_viewイベントに「変換」する。

Wixの管理画面ダッシュボードで、[Marketing & SEO]を選択。 マーケティング統合(Marketing Integration)をクリック。タグマネージャーセクションから接続をクリック。
タグマネージャー を追加をクリックし タグマネージャー コンテナのIDを入力。
※ タグマネージャー のコンテナを作成する。タグマネージャー のIDは タグマネージャー のタグ内にあるGTM-****** となる。

Googleタグ(旧GA4設定タグ)

send_page_view を false でセット。

Googleタグ

GA4イベントタグ page_view

イベントpage_view設定。page_locationとpage_titleでイベントパラメータを2つセット。Wixが独自に持っているデータレイヤー変数をGA4に受け継ぐ設定となる。

GA4イベントタグ page_view

1.page_location:{{protocol}}://{{Page Hostname}}{{wix_url}}
{{wix_url}} はWixに用意されているデータレイヤー変数 url を示している。
※  :// は手入力となります。

url

{{protocol}} はユーザー定義変数。要素タイプを「プロトコル」で設定しておく。

プロトコル

{{Page Hostname}} は組み込み変数。「 Page Hostname 」をチェックしておく。

Page Hostname

2.page_titleは Wixに用意されているデータレイヤー変数 title を示している。

title

GA4イベントタグ トリガー

カスタムイベントで「Pageview」をセット。 Pageview はWixの独自イベントである。

カスタムイベント

以上の設定でWixのPageviewをGA4のpage_viewに変換できた

GA4設定

GA4での設定も必要です。GA4の管理から「データストリーム」

データストリーム

データストリームで示された箇所(蛍光部)をクリック。

データストリーム2

歯車アイコン をクリック。

歯車アイコン

ページビュー数の詳細設定を表示 をクリック

詳細を表示

ブラウザの履歴イベントに基ずくページの変更 のチェックを外す

ブラウザの履歴イベントに基ずくページの変更

以上でGA4の設定は完了です。

GA4イベントタグ otoiawase

コンバージョン(キーイベント)の設定の前段階イベントotoiawaseの設定。 Wixのフォームからのコンバージョンは lead イベントで取得できる。
lead はWixの独自イベントであり、これをGA4に転用する。
GA4イベントタグで次のようにセット。後は例のごとくGA4でキーイベント設定すればよい。

GA4イベントタグ otoiawase

GA4イベントタグ トリガー(CV)

カスタムイベントで「lead」をセット。 leadはWixの独自イベントである。

カスタムイベント(CV)

以上です。

参考:https://www.youtube.com/watch?v=JrRf6fXURf8