ユーザー定義変数にある「正規表現の表」を使い必要なディレクトリやページをグループ化し、その後イベントを設定しておくと、経路におけるページ遷移的な確認が出来るようになるし、ファネルのステップとしてデータを取得することも可能となる。
ここでは1.コンテンツグループを探索「経路データ探索」にあるイベントとして活用するためのヒントと 2. 探索「ファネルデータ探索」にあるステップとして活用するためのヒントを提示したい。
コンテンツグループを設定する
GTM ユーザー定義変数から「正規表現の表」。設定例としてはとてもシンプルだ。正規表現らしさが全くない無いが、本稿の趣旨は正規表現ではないのでご容赦。本来ならば、パターンとしてディレクトリ下の複数ページを指定する
「^\/hoge\/.*」等で設定するのが使い勝手が良いだろう。
GA4の正規表現についてはこちらが詳しい。
![正規表現の表](https://www.asiastars.org/wp-content/uploads/2023/06/image-22-1024x692.png)
GTM GA4設定タグ
![GA4設定タグ](https://www.asiastars.org/wp-content/uploads/2023/06/image-23-1024x650.png)
GA4 探索での確認
![探索での設定](https://www.asiastars.org/wp-content/uploads/2023/06/image-24-741x1024.png)
![表示確認](https://www.asiastars.org/wp-content/uploads/2023/06/image-25.png)
GA4イベントタグ
こちらが本番。「2ページ」を例にとる。
GTM のGA4 イベントタグ
![GA4イベントタグ](https://www.asiastars.org/wp-content/uploads/2023/06/image-26.png)
トリガー
![トリガー](https://www.asiastars.org/wp-content/uploads/2023/06/image-27.png)
これで、コンテンツグループをトリガーとして、イベント「second_page」が取得できる。
GA4 探索 経路データ探索
![経路データ探索](https://www.asiastars.org/wp-content/uploads/2023/06/image-28.png)
イベント名設定。ここでコンテンツグループをトリガーとしたイベントを設定することができる。いくつかのページを纏めて経路としてセットすることも可能である。
![イベント名設定](https://www.asiastars.org/wp-content/uploads/2023/06/image-29.png)
GA4 探索 ファネルデータ探索
![ファネルデータ探索](https://www.asiastars.org/wp-content/uploads/2023/06/image-30.png)
イベント設定。ここでコンテンツグループをトリガーとしたイベントを設定することができる。いくつかのページを纏めてイベントとしてセットし、ステップ指定することも可能である。
![ステップ設定](https://www.asiastars.org/wp-content/uploads/2023/06/image-31.png)
以上である。