Looker StudioでGA4のデータが確認できなくなってしまった。なぜこのような事態が発生したのか?この問題への対策はどのようなものがあるのか?をできるだけ簡潔に書いていきたい。

2022年11月上旬いきなりそれは来た。突如Looker Studio 上のグラフ、表、スコアカードの表示にエラーメッセージが表示されたのであった。
Looker Studio cannot connect to your data set
データの取得ができないと表示されている。何なのだろうか?
理由はGoogleがlooker StudioのGA4コネクタに対して割り当て(quota)の制限を適用したからである。下図もその類のエラーの一つ。

割り当てエラー

割り当て(quota) の制限

quotaに関わる制限は主なもので3つある。「リクエスト」「時間quota 」「日 quota 」である

リクエスト

リクエストとは同時接続に関わるもので、一度にアクセスする Looker Studio レポートの上限が10以上になると「リクエスト」に関わるエラーが表示される。例えば世界展開している企業において各国合わせて10以上のユーザーが当該レポートを一度に閲覧することや、国内企業においても事業会社のマーケター、代理店、ウェブ制作会社等10以上のユーザーが当該レポートを一度に閲覧すれば 「リクエスト」に関わるエラーが表示される。

対策:
できるだけ少ない人数(10ユーザー未満)でレポートを閲覧する。閲覧時間を決める。

時間quota 日quota

ここではトークンという概念が登場する。トークンとは 「暗号資産」や「仮想通貨」 「商品券」等と訳されるが、価値のあるもの、コインのような捉え方で良い。 Looker Studio には1時間当たりのquota(割り当て)として5,000トークン用意されている。1時間で5,000トークンが消費されるとエラーが出る仕組みだ。日ベース のquota(割り当て)として 25,000トークンが用意されている。1日で25,000トークンが消費されるとエラーが出る仕組みだ。
* ここではプロパティごとの 1 日あたりのコアトークン数 及び プロパティごとの 1 時間あたりのコアトークン数 を指す。
*時間 quota は定時(12:00・1:00・2:00等)でリセットされる
* 日 quota はmidnight Pacific Standard Time (PST) でリセットされる

1ユーザーが Looker Studio のグラフ、表、スコアカード の内いずれか1つを表示させると、1トークンが消費される。( 凡例 があると1トークン追加?)
その他の トークン消費要因:
設定期間
表の列数
表の行数
フィルターの有無等

対策:
少ないユーザーでレポートをシェア
表・グラフ・スコアカードを減らす
フィルタの活用
データソースとして「データの抽出」を活用
Big Queryの活用

残トークンの確認方法

Looker Studio の編集時にグラフ、表、スコアカード 上で右クリック 。Googleアナリティクスの使...をクリック。

Googleアナリティクスの使.

当該 グラフ or 表 or スコアカードの使用されたトークン数を確認。

使用されたトークン数

レポートをクリック。

レポート

1日あたりと1時間当たりの残トークン数を確認。

残りのトークン