2022年11月頃にグーグルは具体的な日程は提示しないものの、「自動でGA4を追加する」旨予告していたのであるが、この度、2023年2月28日までにオプトアウト処理しないUAプロパティーに対して自動でGA4を追加するというアナウンスを出したのである。 ユニバーサルアナリティクスが6月末で終了を控えたこのタイミングでのアナウンスだ。GA4への移行にまだ何のアクションもしていないユーザーに向けたグーグルの親切心か?

Googleからのメール

お客様側で GA4 プロパティの設定をされない場合、3 月より、既存のユニバーサル アナリティクス プロパティ(特定のコンバージョン イベント、Google 広告のリンク、ウェブサイト タグなど)に沿って、自動的に GA4 プロパティが設定されます。これには、いくつかの基本設定も含まれます。

Google 2023.2.10

GA4 プロパティ設定がされているとは?

GA4のプロパティーを作成しただけでは、グーグルにより自動的にGA4が設定される可能性がある。「 UAのプロパティ GA4設定アシスタント 」で接続済みであり、かつ、「 GA4のプロパティ 設定アシスタント」でデータの収集など全ての項目で「完了する」がクリックされている場合 にGA4 プロパティの設定 がされた状態となる。この状態で初めてGA4自動設定はされないことになる。
GA4 プロパティの作成を既に行っていて、 データの収集など全ての項目で「完了する」をクリック したくない場合、言い換えれば、自分で行ったGA4設定で問題ない場合、(例:イベント設定・コンバージョン設定等に問題が無い場合)オプトアウトを行い、グーグルの自動設定を避けることになる。

UAのプロパティ GA4設定アシスタント
UAのプロパティ GA4設定アシスタント
GA4のプロパティ 設定アシスタント
GA4のプロパティ 設定アシスタント

オプトアウトの方法

オプトアウトはユニバーサルアナリティクスのプロパティー、「GA4設定アシスタント」にある項目で、デフォルトでオンになっている。これは自動でGA4が作成される状態だ。 自分で行ったGA4設定で問題ない場合、(例:イベント設定・コンバージョン設定等に問題が無い場合) オフにしておく。

Google アナリティクス 4 プロパティ(基本設定)を自動作成する

どのタグが対象なのか?

自動でGA4が作成されるユニバーサルアナリティクスのタグは gtag.js またはGTMでユニバーサルアナリティクスが設定されている場合(あえてタグを書くとgtm.js)に限る。その他のタグはマニュアルで設定しなければならない。
※2023年2月10日現在の情報によるとanalytics.js も対象となった。
タグの種類

目標の移行は?

コンバージョン設定についてもオプトアウトしない限り自動的にGA4で設定されるようだ。これはありがたい、と感じるかもしれないが、私は少し懐疑的だ。おそらくこのプロセスは、目標移行ツールを自動化したものに過ぎないのでは?と見る。その目標移行ツールではある欠点が露呈した。それはイベント設定が上手くいかず、結局ツールではなく、GTM等を使いマニュアルで設定したのだ。
※ 複数のビューがあるUAの目標がどのようにビューが無いGA4に移行されるのか?目標名が重複している場合は?移行当日にならないと分からない。

Google広告やサーチコンソール連携は?

Google広告アカウントとの連携は自動で処理されるとのこと。サーチコンソール連携は特にGoogleから言及はないのでマニュアルで設定となるようである。

どうなるか?は当日にならないと分からないが、事前にGA4を設定しておくのが無難であると思う。